油絵とは、油絵具を使って描く絵画のことです。 油絵具は、顔料を乾性油で練り合わせたもので、重厚な質感と深みのある色彩が特徴です。
油絵の魅力は、なんといってもその表現力の豊かさ。油絵具は乾燥が遅いため、じっくりと色を重ねたり、ぼかしたり、様々な技法を駆使して、繊細な表現から大胆な表現まで、自由に描くことができます。
初心者でも、道具さえ揃えれば気軽に始めることができます。絵を描くのが好きな方、新しい趣味を見つけたい方は、ぜひ油絵に挑戦してみて下さい。この記事では、油絵を始めるのに必要なアイテムをご紹介します。
絵の具
油を混ぜて使うのが特徴。まずは12色のセットを選び、使い慣れてきたら欲しい色を買い足しましょう。メーカーによって特徴や価格帯が異なるので、比較検討するのがおすすめです。
溶き油
絵具そのものは固くて描きにくいので、溶き油を混ぜて扱いやすくします。初心者には、ペインティングオイルがおすすめ。様々な成分がバランス良く配合されていて、これ一つで多くの用途に対応できます。
筆
初めて油絵に挑戦するなら、ポピュラーな豚毛がおすすめ。硬めで弾力があり、絵の具をたくさん含むことができます。
パレット
多量の油絵の具をガシガシと載せられる木製タイプや、使い終わったらはがせる紙のパレットがあります。使い捨てタイプなら絵の具が固まっても、新しい紙に交換できるので便利です。
キャンバス
亜麻でできたキャンバスは描きやすくて、初心者におすすめです。目の荒さは中目が一般的です。初めての油絵なら、F4〜6号サイズが良いでしょう。
ブラシクリーナー
油絵具の用具を洗浄するには、専用のクリーナーが必要。石油系のものは独特の臭いが強いものがあるので、臭いが気になる方は、無臭タイプや水性タイプを選ぶと良いでしょう。