日々の生活で、慌ただしさを感じていませんか？ そんなあなたにおすすめしたい趣味が「お習字」です。 お習字は、ただ字を書くだけではありません。筆と墨を使って、一画一画丁寧に文字を書き進めることで、自然と心が落ち着き、集中力が高まります。

また、自分の手で書いた文字は、世界に一つだけのオリジナル作品です。完成した作品を飾ったり、友人や家族にプレゼントしたりすることもできますね。

この記事では、習字を始めるのに必要なアイテムをご紹介します！

硯（すずり）

墨を磨り、墨汁を作るための硯。書道では筆と同じくらい重要な道具です。書く文字の大きさに合わせてサイズを選ぶほか、天然石のものは産地ごとに石の種類も違うので、厳選しましょう。

筆

初心者には羊毛がおすすめ。墨含みが良く、柔らかく書きやすいのが特徴です。まずは、お手頃な価格の筆から始めるのがおすすめです。

墨汁

墨をすらない場合は手軽に使える墨汁がおすすめです。練習用には、コスパがよく気軽に使えるものが良いでしょう。

墨

ツヤと黒みが強い油煙墨、ツヤがなく青みを帯びた松煙墨など多くの種類があります。濃さや色など、用途に応じて選ぶと良いです。

半紙

練習用に向いている機械漉き（きかいすき）、本番用に向いている手漉き（てすき）などがあります。

毛氈（もうせん）

半紙の下敷きとなる毛氈。高級感のある天然繊維のものや、リーズナブルな毛氈風フェルトもあります。

文鎮

文鎮は、紙を押さえるための重しのようなもの。薄い紙に筆で字を書くとき、紙が動いてしまうのを防ぐ役割があります。文鎮には、鉄や銅などの金属製のもの、陶器や石でできたものなど、様々な種類があります。形も様々で、棒状のものや、動物の形をしたものなど、好みに合わせて選べます。

習字バッグ

字に必要な道具一式をまとめて収納できる便利なバッグです。硯、筆、墨、文鎮、下敷きなど、かさばる道具をコンパクトに持ち運ぶことができます。最近は、小学生向けのカラフルで可愛いデザインのものから、大人向けのシンプルなものまで、様々な種類の書道バッグが販売されています。