読み継がれる名作たち!2024年版メルカリで人気の絵本特集

2025.7.24

この記事の編集者 mercari

親子で楽しみながら学び、想像力や感性を育む絵本は、特別なひとときやプレゼントとしても喜ばれるアイテムです。 本記事では、2024年にメルカリで人気を集めた絵本を厳選しご紹介。おうち時間がもっと楽しく、豊かになる一冊を見つけるためのヒントをお届けします。

2024年にメルカリで人気だった絵本

はらぺこあおむし(エリック・カール)

エリック・カールの『はらぺこあおむし』は、鮮やかな色彩とユニークなデザインで、世界中の親子に愛されています。食べ物を食べて成長するあおむしの姿を通して、子どもが数や曜日を楽しみながら学べる構成です。ページに穴が空いたデザインやカラフルなイラストが、子どもたちの好奇心を刺激します。親子で触れ合いながら楽しめる、絵本の定番中の定番です。


だるまさんが(かがくいひろし)

『だるまさんが』は、かがくいひろしが手がけたリズミカルな絵本で、小さな子どもでも覚えやすい言葉の繰り返しが特徴です。「だるまさんが〇〇」とリズム良く進む物語に合わせ、だるまが様々な表情を見せる場面は、笑いを誘いながら親子で楽しめます。厚みのあるページは丈夫で、小さな手でも扱いやすく、絵本デビューにぴったりの一冊です。


じゃあじゃあびりびり(まついのりこ)

擬音語をテーマにした『じゃあじゃあびりびり』は、言葉を覚え始めた子どもにおすすめの絵本です。車の「ぶーぶー」、動物の「わんわん」といった音が生き生きと描かれ、親子で声に出しながら楽しむことができます。厚めのボードブック仕様で丈夫なため、何度でも安心して読めるのが魅力です。子どもが言葉を自然に覚える、楽しい一冊です。


りんごかもしれない(ヨシタケシンスケ)

『りんごかもしれない』は、りんごを題材にして想像を膨らませる、ユニークな発想が詰まった絵本です。「りんごは本当はりんごじゃないかもしれない」という斬新な切り口で、子どもが自由に空想の世界を広げられます。ヨシタケシンスケの独特のイラストも魅力で、親子で楽しみながら、「ものごとを多面的に見る」きっかけになる一冊です。


どうぞのいす(香山美子・柿本幸造)

『どうぞのいす』は、動物たちの「どうぞ」という気持ちを描いた優しい物語です。小さなイスをめぐり、動物たちが次々と自分の持ち物を置いていく様子が、思いやりの心を育てます。柿本幸造のあたたかなイラストが、物語の魅力をさらに引き立て、親子で読んだ後も気持ちがほっこりと温かくなる一冊です。


ねないこだれだ(せなけいこ)

せなけいこの『ねないこだれだ』は、寝ない子どもたちに「夜更かしするとおばけが来るよ」というメッセージをユーモラスに伝えます。独特の切り絵スタイルが怖さをほどよく演出し、寝る前の習慣づけに一役買います。少し怖いながらも楽しい、親子でのコミュニケーションにも役立つ一冊です。


おつきさまこんばんは(林明子)

林明子の『おつきさまこんばんは』は、静かな夜に月が出てくる様子を美しく描いた絵本です。シンプルな文章と温かみのあるイラストで、子どもに穏やかな気持ちを与えます。寝る前のリラックスタイムに最適で、親子で心地よい時間を過ごせる一冊としておすすめです。


きんぎょがにげた(五味太郎)

五味太郎の『きんぎょがにげた』は、金魚が隠れる遊びをテーマにした、ページをめくるのが楽しい絵本です。毎ページに工夫されたイラストの中に隠れている金魚を探すことで、子どもの観察力が鍛えられ、発見する喜びを味わえます。親子で「どこかな?」と探しながら楽しい時間を過ごせる一冊です。


しましまぐるぐる(柏原晃夫)

『しましまぐるぐる』は、赤ちゃんの視覚を刺激するためにデザインされたシンプルで鮮やかな絵本です。コントラストのはっきりした色彩が目を引き、赤ちゃんが集中して見るのにぴったり。最初の絵本としても選ばれることが多く、赤ちゃんの視覚発達をサポートする一冊です。


からすのパンやさん(かこさとし)

かこさとしの『からすのパンやさん』は、カラスの親子が営むパン屋の物語で、ユーモアあふれるさまざまなパンが登場します。動物たちが楽しそうにパン作りをしている姿が、食べ物やお店に興味を持ち始めた子どもにぴったりです。親子で会話が広がる温かい一冊です。


ゆびたこ(くせさなえ)

『ゆびたこ』は、くせさなえが描く指しゃぶりの習慣と向き合うユーモラスな絵本です。指にできた「ゆびたこ」が主人公に話しかけるユニークな設定で、子どもに親しみやすく、自然に指しゃぶりをやめるきっかけを提供します。心に残るキャラクターと温かみのあるイラストが、親子の対話を生み出し、習慣を見直す一助となる一冊です。


100かいだてのいえ(いわいとしお)

『100かいだてのいえ』は、縦長に伸びるページが印象的な、いわいとしおの代表作です。主人公のトチくんが、上へ上へと続く100階建ての家を訪れる物語で、各階に住む動物たちの暮らしぶりが細やかに描かれています。ページをめくるごとに新たな世界が広がり、子どもたちの好奇心を引き出す工夫が随所に見られます。独創的な構成と多彩なキャラクターが、親子で楽しむ探検のひとときを提供します。


しろくまのパンツ(tupera tupera)

クリエイティブユニットtupera tuperaが手がける『しろくまのパンツ』は、パンツをなくしたしろくまが新しいパンツを探す愉快なストーリー。パンツの柄や形が次々と登場し、ページをめくるたびに笑いを誘います。鮮やかな色彩と遊び心あふれるデザインが子どもたちの興味を引き、しかけ絵本としての楽しさも備えた一冊です。


くっついた(三浦太郎)

『くっついた』は、三浦太郎が描くシンプルで心温まる絵本です。親子や動物たちが「くっつく」シーンがリズミカルな言葉とともに繰り返され、親しみやすさが魅力です。「○○と○○がくっついた!」というフレーズは、子どもに安心感と楽しさを与え、親子の絆を深めるひとときにもなります。読み聞かせで自然とスキンシップが生まれる一冊です。


ちょっとだけ(瀧村有子・鈴木永子)

瀧村有子の文と鈴木永子のイラストが紡ぐ『ちょっとだけ』は、新しい妹が生まれたばかりの「お姉ちゃん」の気持ちに寄り添った作品です。「ちょっとだけ」できることが増えた喜びと、それでも抱える小さな寂しさが、丁寧に描かれています。子どもたちが自分の成長とともに抱く感情に共感でき、家族間の愛情を再確認できる、親子で語り合える絵本です。