2025.7.16
この記事の編集者

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ある人には懐かしく映り、ある人には新鮮に映るもの。例えば、フィルムカメラやアナログレコード、カセットテープ、80sや90sのファッションにインテリア、そして今回テーマにあげる「ゲーム」もそう。 共通するキーワードは「レトロ」。古くて新しく、いつの時代の人をも魅了する「レトロゲーム」の魅力や歴史や再ブームの背景も交えて解説。記事の後半は、メルカリで購入できる代表的なレトロゲームのご紹介も。
レトロゲームという言葉は、過去に発売された古いビデオゲームを指しますが、その定義は時代によって変わります。例えば、1980年代や1990年代に発売されたゲームを現在では「レトロゲーム」と呼ぶことが多いですが、今後、2000年代初期のゲームもレトロゲームとして扱われることになるでしょう。
レトロゲームの魅力は、シンプルな操作感やピクセルアートのようなグラフィック、そして洗練されていないからこその独特な音楽やゲームプレイにあります。これらの要素は、現在の高精細で複雑なゲームとは異なる独自の体験を提供し、プレイヤーにノスタルジックな感覚を与えているのでしょう。
過去に発売された古いビデオゲームをレトロゲームと呼びますが、どんな変遷を辿ってきたのでしょうか? その歴史を簡単にご紹介します。

1980年代は、ビデオゲーム業界が大きく成長を遂げた時代です。この時代に登場したアーケードゲームや家庭用ゲーム機は、今日のゲーム文化の基盤を築きました。特に、1983年に登場した任天堂の「ファミリーコンピュータ」(通称ファミコン)は、日本国内だけでなく、世界中で爆発的なヒットを記録し、ゲーム業界の新時代を切り開きました。代表的なゲームとしては、『ドンキーコング』、『スーパーマリオブラザーズ』、『ドラゴンクエスト』、『グラディウス』などが挙げられます。
1990年代に入ると、家庭用ゲーム機の技術がさらに進化し、より高度なグラフィックやサウンド、そして複雑なストーリーを持つゲームが登場しました。1990年に発売された「スーパーファミコン」(通称スーファミ)は、滑らかなグラフィックと迫力あるサウンドが特徴です。
この時代には、RPG(ロールプレイングゲーム)が特に人気を集めました。代表的なタイトルには『ファイナルファンタジー』や『ドラゴンクエスト』や『ロマンシング・サガ』などがあり、感動的なストーリーと緻密な世界観がプレイヤーを引き込みました。
さらに1994年には、「プレイステーション」と「セガサターン」が発売。1990年代後半は、次世代の家庭用ゲーム機の生き残りをかけた熾烈な争いが繰り広げられました。結果は、現在も残っている「プレイステーション」に軍配が上がっています。
ここからは代表的なレトロゲームを発売年ごとに紹介していきます。メルカリで販売されている本体、ソフト、周辺機器のリンクを用意しています。見るだけでも当時を思い出し楽しくなるに違いありません。
1983年に発売された任天堂の「ファミリーコンピュータ」は、家庭用ゲーム機市場を席巻しました。シンプルな操作性と多彩なゲームラインアップが特徴で、『スーパーマリオブラザーズ』や『ゼルダの伝説』などの名作が生まれました。レトロゲームの象徴と言っても過言ではありません。
ファミコンは当時のブラウン管テレビに対応しているため、現在の地デジ対応のテレビに接続しようとしても、変換機を購入したりとプレイするには少しハードルが高いかもしれません。そこで、HDMI端子で接続できソフトも内蔵されている「ニンテンドークラシックミニシリーズ」か「Nintendo Switch」で配信されているファミコンソフトで遊ぶのがオススメです。周辺機器もぜひチェックしてみてください!こんなものもあったのかと驚くと思いますよ。
ファミコン本体
ファミコン カセット
ファミコン 周辺機器
ニンテンドークラシックミニシリーズ
PCエンジンは、1987年にハドソン(後のバンダイナムコ)から発売された家庭用ゲーム機で、コンパクトなデザインとCD-ROMを採用。後にアーケードカードも発売されました。人気のソフトは、『ボンバーマン』や『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』、『カトちゃんケンちゃん』など。
PCエンジン 本体
PCエンジン ソフト
PCエンジン 周辺機器
セガ・エンタープライズが1988年に発売した「メガドライブ」は、スピーディーなアクションゲームを得意とする家庭用ゲーム機です。代表的なタイトルには『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』があります。メガドライブは、任天堂との競争を繰り広げ、独自のファン層を築いたゲーム機です。
メガドライブ 本体
メガドライブ ソフト
メガドライブ ミニ
メガドライブ 周辺機器
1989年に発売された携帯型ゲーム機「ゲームボーイ」は、画面がモノクロであったにもかかわらず、世界中で大ヒットしました。特に『ポケモン』シリーズは、ゲームボーイの成功を決定づける存在に。また初代ゲームボーイより小型でカラーバリエーションが豊富なゲームボーイポケットもあります。
ゲームボーイ 本体
ゲームボーイ カセット
ゲームボーイ 周辺機器
バーコードバトラーは、1989年にバンダイから発売されたバーコードを利用した対戦型ゲーム機です。ユーザーはさまざまな商品のバーコードをスキャンし、キャラクターやアイテムを生成して戦わせます。続編としてバーコードバトラーIIやバーコードバトラーVも登場し、人気を博しましたが、1990年代後半には他のゲーム機の進化に伴い人気が衰えました。現在ではレトロゲームとして再評価され、コレクターズアイテムとして注目されています。
バーコードバトラー 本体
バーコードバトラー カード
セガの「ゲームギア」は、1990年に発売されたカラー液晶搭載の携帯型ゲーム機で、任天堂のゲームボーイに対抗する形で登場しました。横長デザインや豊富な周辺機器が特徴です。人気タイトルには『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』や『シャイニング・フォース』があり、多くのファンに支持されました。商業的にはゲームボーイに劣りましたが、その技術革新は後の携帯ゲーム機に影響を与え、2020年にはミニ版「ゲームギアミクロ」が発売されるなど、今なおレトロゲームファンに愛されています。
ゲームギア 本体
ゲームギア ソフト
1990年に発売された「スーパーファミコン」は、前世代機を大きく超えるグラフィックとサウンドが特徴です。『クロノ・トリガー』や『ファイナルファンタジーVI』といったRPGが特に人気で、感動的なストーリーが多くのファンを魅了しました。スーパーファミコンは黄白赤のRCAケーブルを採用しているので、現代のテレビにも同じ端子があれば接続可能です。
スーパーファミコン 本体
スーパーファミコン ソフト
ニンテンドークラシック ミニ
スーパーファミコン 周辺機器
ネオジオ(Neo Geo)は、1990年にSNKから発売された家庭用ゲーム機で、アーケードゲームと同等の高性能を誇ります。24ビットCPUとカートリッジ形式のゲームを採用し、豊富なタイトルを楽しむことができました。特に『餓狼伝説』や『キングオブファイターズ』、『サムライスピリッツ』、『メタルスラッグ』など、格闘ゲームジャンルを牽引しました。
ネオジオ 本体
ネオジオ ソフト
ネオジオ 周辺機器
セガサターンは、1994年にセガから発売された32ビットの家庭用ゲーム機で、CD-ROMをソフトに使用し、高性能なグラフィックスと音声を実現しました。アーケードゲームからセガサターンへの移植が多く、特に『バーチャファイター』や『パンツァードラグーン』などが人気を博しました。しかし、早期発売の混乱やソニー・プレイステーションとの競争により商業的には苦境に立たされ、1998年に生産終了しています。
セガサターン 本体
セガサターン ソフト
セガサターン 周辺機器
プレイステーションは、1994年にソニーが発売した家庭用ゲーム機で、3DグラフィックスとCD-ROMを採用したことで、ゲーム業界に革命をもたらしました。特に『ファイナルファンタジーVII』や『メタルギアソリッド』、『バイオハザード』などが人気を博しました。その後、PlayStation 2やPlayStation 3などの次世代機が続き、現在でもゲーム業界のリーダーとして影響を与え続けています。
プレイステーション(PS1) 本体
プレイステーション(PS1) ソフト
プレイステーション 周辺機器
バーチャルボーイは、1995年に任天堂が発売したポータブルゲーム機で、3D立体視を特徴としています。現在のVR技術に影響を与えたゲーム機です。赤と黒のモノクロ画面を用いた独自のデザインは非常に先鋭的でした。主なゲームタイトルには『バーチャルボーイゴルフ』や『バーチャルボーイテニス』、アクションシューティングの『レッドアラート』などがあります。発売から約1年で生産終了となってしまいましたが、VR技術に影響を与えた功績は大きいでしょう。
バーチャルボーイ 本体
バーチャルボーイ ソフト
子どものころゲーム機とそのソフトは、まるで宝物のような価値がありました。メルカリで当時に戻って宝探しをしてみるのはいかがでしょう? 当時プレイすることができなかった、あのゲームがきっと見つかるはず!