
スマホのズームでは届かない、その一瞬の表情や、遠くに広がる風景。そんな「もっと近づきたい」という気持ちに応えてくれるのが、一眼レフカメラやミラーレスカメラに取り付けて使う「望遠レンズ」です。運動会や旅行、野鳥観察やスポーツ観戦など、日常のさまざまなシーンで活躍する望遠レンズは、初心者でも扱いやすいモデルが増えてきています。この記事では、メルカリで人気のブランドをご紹介します。
望遠レンズブランド
OLYMPUS(オリンパス)
軽量かつコンパクトなマイクロフォーサーズシステムを採用しており、持ち運びやすさが魅力のブランドです。レンズも軽くて扱いやすく、手ブレ補正機能が優れているため、初心者でも安心して撮影が楽しめます。動物園や旅行先などで「もう少し寄って撮りたい」場面で活躍します。
Canon(キャノン)
豊富なラインナップと高い描写力を持つレンズが魅力。初心者向けのリーズナブルな望遠ズームから、プロ仕様まで幅広く揃っています。オートフォーカスの速さや安定感があり、運動会やスポーツ撮影にも強いブランドです。
Kenko(ケンコー)
リーズナブルな価格で手軽に望遠撮影を始めたい人におすすめのブランド。入門向けのレンズが多く、天体撮影や遠景の観察に特化したモデルもあります。マニュアルフォーカス中心なので、じっくり撮影を楽しみたい人向けです。コスパを重視したい初心者には魅力的です。
SIGMA(シグマ)
描写力とコストパフォーマンスに優れたサードパーティ製レンズブランド。望遠レンズも充実しており、「Contemporary」「Sports」などシリーズによって特性が異なります。初心者には「Contemporary」シリーズの軽量モデルが扱いやすくおすすめ。主要カメラメーカー用のマウントも多く対応しています。
SONY(ソニー)
ミラーレス一眼で支持されているソニーは、AF(オートフォーカス)の速さと画質の高さに定評があります。Eマウント用の望遠レンズは特に小型軽量で、スマートに撮影できるのが魅力。手ブレ補正機能も優れており、初心者でも安心して遠くの被写体を狙えます。運動会や旅行、自然観察にもぴったりです。
TAMRON(タムロン)
高性能ながら価格を抑えたコスパ重視のブランド。純正レンズよりもリーズナブルでありながら、画質やAF性能が優れており、望遠デビューに最適です。ニコン・キヤノン・ソニーなどの各種マウントに対応したレンズも豊富で、汎用性の高さがポイント。軽量モデルもあり、持ち運びもラクです。
Nikon(ニコン)
望遠レンズの描写力やAF性能に定評のある老舗ブランド。初心者向けには「NIKKOR」シリーズの望遠ズームレンズが支持されており、ボケ味の美しさやクリアな画質が魅力です。Zマウントのミラーレス用レンズも登場しており、今後の拡張性も高く、長く使いたい人におすすめです。
Minolta(ミノルタ)
かつて一世を風靡した日本の老舗ブランドで、現在は一部の復刻モデルや中古市場での入手が主流。ミノルタの望遠レンズはマニュアル操作が基本で、じっくり撮影に向いています。クラシックカメラに興味がある方や、アート志向の写真に挑戦したい方に人におすすめです。
望遠レンズの選び方:初心者はここをチェック!
1. どんな被写体を撮りたいかを明確にする
運動会や子どもの発表会 → 手ブレ補正つき・AF(オートフォーカス)対応の望遠ズームレンズがおすすめ。
野鳥や動物、風景 → より遠くをしっかり撮れる300mm以上の焦点距離が便利。
月や星など天体 → さらに望遠性の高い超望遠レンズ、またはマニュアルフォーカスに慣れることもいいでしょう。
2. 焦点距離をチェック(数字が大きいほど遠くを写せる)
望遠レンズは「70-300mm」「100-400mm」などが一般的。
初心者には「55-250mm」や「70-300mm」などの望遠ズームが使いやすいです。
3. 手ブレ補正の有無(初心者は重視したい!)
望遠は少しの手ブレでも大きく影響が出ます。
手ブレ補正(VC、IS、OSSなど)付きレンズは必ずチェック。
4. オートフォーカスの性能
動きのある被写体(スポーツ、動物など)には、AFの速さと正確さが大事。
ソニー、キヤノン、ニコンの純正レンズや、タムロン・シグマの新しめのモデルは安心です。
5. 重さとサイズ
望遠レンズは重くなりがちです。持ち運びやすさやバランスも大切。
ミラーレスカメラ用の小型望遠レンズは、軽さと写りのバランスが良い。
6. 中古で購入する場合のチェックポイント
レンズ表面にキズ・カビがないか(白いモヤや点状のものは要注意)
AFや手ブレ補正が正常に動作するか(出品者に確認しましょう)
マウントの互換性(自分のカメラに合うかどうか)