購入前にしっかりチェック!メルカリで見つけるゲーミングチェアの賢い選び方

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オフィスチェアじゃダメなの? ゲーミングチェアのおすすめポイント

長時間オンラインゲームをする人や、在宅ワーカーたちに人気のゲーミングチェア。人間工学に基づいた設計がされていたり、ヘッドレストや腰を支えるランバーサポート、フットレストが付いていたりと、長時間ゲームをプレイしていても疲れにくく、体の負荷を低減する機能が備わっていることが特徴です。

そうすると、「オフィスチェアでもいいんじゃない?」と思うかもしれません。確かに高級オフィスチェアと言われるチェアにはそういった機能が備わっています。

しかし、ゲーミングチェアはオフィスチェアに比べて比較的買い求めやすい価格のものが多いんです。さらに、座椅子タイプのゲーミングチェアがあったり、カスタムパーツが充実しているブランドがあったりと、住環境や体型、好みなど、どんな人にも“自分に合う一脚”を見つけられることもゲーミングチェアを選ぶメリットです。

素材? 機能? ゲーミングチェアを選ぶときのポイント

ここからはゲーミングチェアの選び方についてご紹介します。ゲーミングチェアを選ぶときに抑えておきたいのは「素材」と「疲れにくさ」、そして「リクライニング機能」の3つです。

選ぶときのポイント1|素材

ゲーミングチェアは主にファブリック(布生地)とPUレザー(合成皮革)を使用したものが多いです。そのほかにも高い通気性を持つメッシュ素材などもあります。

長時間の使用が想定されるゲーミングチェアでは、蒸れによる不快感や肌トラブルが起こることがあるため、通気性の良さは大切なポイントです。一般的に、メッシュ素材、ファブリック、PUレザーの順に通気性が良いとされていますが、ブランドによっては通気性の良いファブリック素材やPUレザーを採用しているものもあります。

素材によってデザインの印象も大きく変わるため、素材の持つ特徴と見た目の好みの両方の視点から選んでみてください。

選ぶときのポイント1|素材

選ぶときのポイント2|疲れにくさ

長時間ゲームを楽しむという方は、身体の負担を低減してくれる機能のあるチェアを選びましょう。疲れにくさの観点でチェックするポイントは、「姿勢をサポートするような設計になっているか」「座面や背面のクッション性」「背もたれの高さ」「ヘッドレストの有無」「ランバーサポートの有無」の5つです。

姿勢をサポートするような設計になっているか

ゲーミングチェアの中には、「人間工学に基づいた設計(エルゴノミクス)」をコンセプトにしているブランドやモデルが多くあります。人の身体を研究したうえで、座りやすく身体への負担を低減する設計になっているので、長時間座りっぱなしになるような使い方を考えている方におすすめです。

ただし、「人間工学に基づいた設計」といってもブランドによって技術やこだわりはさまざま。各ブランドのこだわりポイントをチェックし、自分に合ったチェアを選びましょう。また、「人間工学に基づいた設計」のチェアは値段が高めの傾向があります。

座面のクッション性

座面部分は一番体重がかかる箇所のため、クッション性の低い座面に長時間座り続けると圧迫され痛みが出ることもあります。そのため、体圧を均等に分散できる素材を選びましょう。

ゲーミングチェアで、よく使用されている素材は「モールドウレタン」や「ポケットコイル」です。モールドウレタンは、弾力があり、安定感のある座り心地。型崩れしにくく、耐久性に優れているという特徴もあり、長期間使用してもへたりにくいというメリットもあります。一方でポケットコイルは、独立したスプリングが沈み込んでお尻にフィットするので、柔らかく包み込まれるような座り心地が特徴です。

背もたれの高さ

頭まで高さがある背もたれを「ハイバック」、肩あたりまで高さがある背もたれを「ミドルバック」と言います。長時間の使用を想定している場合は、体を預けられるハイバックがおすすめですが、ミドルバックは省スペースな空間でも圧迫感がなく部屋に馴染みやすいというメリットがあります。

ハイバックの中で、体を包み込むような形状になっているタイプを「バケットシート」と言い、より体への負担がかかりにくいゲーミングチェアをお探しの方にはバケットシートがおすすめです。

ヘッドレストの有無

ヘッドレストは、首にかかる負担を低減するためのパーツです。首の裏側にフィットさせることで頭を支えます。首や肩に痛みが出やすい方などは、ヘッドレストがあるものを選びましょう。身長によって首の位置は個人差があるため、ヘッドレストの高さを調節できるモデルがおすすめです。

ランバーサポートの有無

ランバーサポートは、腰を支えるためのパーツです。背骨はS字のかたちの状態を保つことが腰への負担を軽減できると言われていますが、ランバーサポートは座ったときに背骨をS字に保つ機能を果たします。腰痛がある方はランバーサポートが付いているチェアを選びましょう。

選ぶときのポイント3|リクライニング機能

長時間使用する場合は、適度に休憩を挟みたくなることでしょう。そういう方は背もたれの角度が調節できるリクライニング機能があるものを選びましょう。130~160°の間で調整できるモデルが一般的ですが、180°まで倒せるフルフラットタイプであればベッドのようになり、仮眠をとることもできます。ベッドのように使用したい方は、オットマン(足置き)があるモデルを選ぶとより快適に使用できます。

ゲーミングチェアのおすすめブランド

AKRacing

「人々に健康で快適な生活をもたらすこと」をコンセプトにプロ仕様のゲーミングチェアを製造しているブランドです。人間工学に基づいた設計で、高い快適性が特徴です。素材やカラーバリエーションが豊富なほか、ティーンエイジャー用のゲーミングチェアなども展開しています。


DXRACER

アメリカを中心に、世界52ヶ国のユーザーに愛されるゲーミングチェアブランドです。人間工学に基づいたフレーム設計のほか、座面やリクライニング機能、デザインにこだわり、世界のe-Sports大会やイベントでも採用されています。


GTRacing

ゲーミングチェアのほか、キーボードやヘッドフォンといったゲーム機器の製造をおこなうブランドです。スピーカー付きのゲーミングチェアが人気で、臨場感のあるゲーム体験を実現します。


Bauhutte

「デスク秘密基地化計画」をコンセプトに、ゲーミングデスクやゲーミングチェアを提案する日本のゲーミング家具ブランドです。日本人の体格に合わせて底座面設計を採用したモデルや、ソファタイプのモデル、座椅子タイプのモデルなど幅広いラインナップが特徴です。


Dowinx

アジア人の体型に特化したゲーミングチェアを製造しているブランドです。腰の部分に振動器が付き、長時間の仕様による腰の負担を軽減するモデルもあります。


Corsair

人間工学に基づき、ランバーサポートとネックピロー、アームレストを組み合わせることでどのような体型の人にもフィットするようにつくられた「TC500LUXE」や、スタイリッシュなデザインで180°までリクライニングが可能な「TC200」など、好みに合わせたさまざまなモデルを販売しています。


GXTRACE

ゲーミングチェアブランドの中では比較的コスパが良いとされる「GXTRACE」ですが、ヘットレストやランバーサポート、165°リクライニング機能などが付いているチェアが多く、ゲーマーが求める機能はしっかりと内蔵されています。


SKYE

「社長室にあっても違和感がない」と言われる、ゲーミングチェアには見えないデザインが特徴で、ゲーミングチェアのレーシングシート的なデザインがインテリアには馴染まないかも…とお悩みの方におすすめです。


ニトリ

日本が誇る家具ブランドニトリも実はゲーミングチェアを発売しています。お手頃価格でありながらも、ラインナップも豊富で、座椅子タイプやフットレスト付きのモデル、体圧分散に優れたポケットコイルを使ったモデルなどがあります。


GALAXHERO

ゲーミングチェアブランドの中では低価格で購入できるゲーミングチェアの展開が多いブランドです。低価格でありながらもラインナップが豊富で、ファブリックタイプやPUレザータイプなど好みに合わせて選ぶことができます。


RXGAMING

ゲーミングチェアブランドの中では低価格で購入できるゲーミングチェアを展開しています。リクライニングやヘッドレスト、オットマンなどの機能は揃っており、ゲームを始めたばかりで高級なチェアじゃなくても…という方におすすめです。


noblechairs

スポーティなデザインの「EPICシリーズ」、ラグジュアリーなデザインの「ICONシリーズ」、重厚感のあるデザインの「HEROシリーズ」など、高級感のあるデザインが特徴的なゲーミングチェアブランドです。


EXRACING

スタンダードモデル、フットレストモデル、ハイエンドモデルの3つのラインナップを展開する日本のブランドです。カスタムパーツが充実しており、自分だけのチェアを作ることができます。


E-WIN

ローエンドモデルから体格が大きい方向けのアメリカンサイズのモデル、低身長向けモデルなど、ラインナップが豊富なゲーミングチェアブランドです。「前傾チルト機能」という座面の角度を調整できる機能が特徴です。


座椅子タイプのゲーミングチェア

畳の部屋や一人暮らしでデスクが置けないといった日本の住環境にぴったりな座椅子タイプのゲーミングチェア。座椅子タイプなら、冬はこたつに入りながらゲームを楽しむこともできます。これまでに紹介したブランドからも座椅子タイプのモデルは多数販売されています。