近年、アナログレコードの人気が再燃しています。もちろんレコードを聴くためにはレコードプレーヤーが必要ですが、なかには先にレコードを買って、プレーヤーはまだ購入できていないなんて方も多いのではないでしょうか。
この記事では、どんなプレイヤーを選べば良いかわからない方のために、おすすめの商品を紹介します。
初心者向けのレコードプレーヤーの選び方
ターンテーブルはレコードを乗せる回転盤のことで、その駆動方式には「ベルトドライブ式」と「ダイレクトドライブ式」があります。ベルトドライブ式は多くのレコードプレーヤーで採用されている一般的な駆動方式で、回転ムラが少ないのが特徴。
ベルトドライブ式はベルトが劣化するため交換の必要がありますが、それもあって比較的安価に手に入りやすいため初心者の方におすすめです。
設置環境で選ぶ
レコードプレーヤーは大型のものも多く、ものによっては置き場所を選ぶ可能性があります。アンプやスピーカーを内蔵したオールインワンタイプのものであれば、省スペースでも利用可能です。Bluetooth対応型の場合はコードが必要ないので、設置場所の自由度が増すでしょう。
初心者向けのおすすめレコードプレーヤー6選【参考価格帯別】
1万円未満のレコードプレーヤー【まずは聴ければOKな方向け】
アイオンオーディオ(ION AUDIO)「Max LP」
アイオンオーディオ(ION AUDIO)「Max LP」は、ステレオスピーカーやUSB端子を搭載したオールインワン・レコードプレーヤーです。USBケーブル経由で、アナログレコードのサウンドをデジタルファイルに変換できます。ヘッドホンやコンポなどのお好みのスタイルで音楽を聴けるので、さまざまな需要に対応できる便利なレコードプレーヤーです。
主な仕様:セラミックカートリッジ/USB端子
アイオンオーディオ(ION AUDIO)「Archive LP」
アイオンオーディオ(ION AUDIO)「Archive LP」は、33-1/3、45、78回転に対応しているので、ほぼすべてのレコード盤が再生可能です。同ブランドの「Max LP」とは異なり外部入力端子がないため、スピーカーとしてカセットやMDを聴くことはできません。その分価格は抑えられているので、純粋にレコードのみを聴きたい方には、よりコスパの良い商品でしょう。
主な仕様:セラミックカートリッジ/USB端子/外部入力端子なし
アイオンオーディオ(ION AUDIO)「Vinyl Motion」
アイオンオーディオ(ION AUDIO)「Vinyl Motion」は、古いスーツケースを模したコンパクトなボディに、豊富な機能を搭載したアナログ・レコードプレーヤーです。33-1/3、45、78回転に対応しているので、ほぼすべてのレコード盤を再生できます。リチウムイオン電池が搭載されており、フル充電で約4時間の音楽再生が可能です。
主な仕様:セラミックカートリッジ/USB端子/充電して使用可能
1万円以上5万円未満のレコードプレーヤー【少し音質にこだわりたい方向け】
デノン(Denon)「DP-29F」
デノン(Denon)「DP-29F」では、レコードサイズを選択するだけで自動的にアームが移動してレコードを再生してくれます。フォノイコライザー内蔵タイプなので、初心者でも使いやすいのが特徴。シンプルなデザインでコンパクトなサイズなので、部屋の雰囲気や設置場所を問わないのも魅力です。
主な仕様:フォノイコライザー内蔵/ベルトドライブ式/MM型
オーディオテクニカ(Audio-Technica)「AT-LP60XBT」
オーディオテクニカ(Audio-Technica)「AT-LP60XBT」は、スタートボタンを押すだけでレコードの再生・停止を行える、シンプルな操作性が魅力です。
専用のトーンアームベース/ヘッドシェルによって、トラッキング性能の向上と不要な振動の抑制を実現しています。ターンテーブルにはアルミニウム合金ダイキャストが用いられており、クリアな音質での再生が可能です。 主な仕様:フォノイコライザー内蔵/ベルトドライブ式/VM型/トーンアームベース/ヘッドシェル
ソニー(SONY)「PS-LX310BT」
ソニー(SONY)「PS-LX310BT」は、Bluetoothトランスミッター機能を搭載し、家の中で自由に音楽を楽しむことができます。スタートボタンを押すだけで、ペアリング済みのBluetooth対応機器と接続し、自動再生・停止が可能です。付属のUSBケーブルを利用すれば、レコードの再生音をパソコンへ録音できます。
主な仕様:ベルトドライブ式/MM型/J字型アーム/Bluetooth対応
性能や価格を比較して自分に合ったレコードプレーヤーを探そう
ひとまずレコードが聴ければ良い方は1万円以下から5万円未満のレコードプレーヤーを買うのがおすすめです。レコードプレーヤー以外にも必要となる付属品に注意し、性能や価格を踏まえて、自分に合ったレコードプレーヤーを選びましょう。